そろそろ夏休みということで、旅行の準備をされている方もおられると思います。
旅というのは、日常とは違う生活を送ることになりますので、その旅のためだけに何かを用意するとその後使わなくなってしまい、もったいないような気になります。
旅をきっかけに買い揃えて、その後も使えるような冷静なお買い物をお勧めします。
旅で役立って、その後の日常生活でも役に立つペンケースのご紹介です。
6月のヨーロッパ旅行では、万年筆3本とカッター、テープ糊、定規、ゲルインクボールペン、蛍光ペン、カートリッジインク、トラベルインクポットなどの文房具を持っていきました。
用意していた文庫本4冊はページを開くこともありませんでしたが、文房具は非常によく使いました。
主な用途は、旅ノートとして用意していたライフ本麻ノートに書くことでした。
たくさんの文房具を安心して持ち運びながら活用することができたのは、2つのペンケースの存在があったからで、それらのペンケースの使いやすさを旅先で再確認しました。
ル・ボナーの3本差しペンケースは、無骨なデザインで、ペン3本を収納するというよりも、守るという言い方の方が合っています。
頑丈なシェル構造で、中身にフィットせず、細身のペンでしたら中でカタカタ動きますが、強く押されても潰れることはありません。
旅の間中、ル・ボナーのパパスというショルダーバックにこの3本差しペンケースを入れて、いつも持ち歩いていました。
旅という極限(?)の状況では、その物の良さが非常によく分かりますが、ル・ボナー3本差しペンケースは旅で真価を発揮した旅の装備のひとつでした。
細々した文房具を収納するのにデブペンケースほどの収納力を持ったペンケースを他に知りません。
様々な文房具をまとめて入れておき、夜宿に帰った時にその日のレシートやチケットなどを旅ノートに整理するのに役立ちました。
(私が使っているのは、廃番になってしまったファスナー式の革の大きなペンケースですが、その便利さからル・ボナーのデブペンケースを見直すきっかけになりました。)
旅先の夜の過ごし方として、文字を書いたり、本を読んだりしてゆったりと過ごしたいと思っている人にとって、旅に持っていく文房具はとても深刻な問題ですが、いつも扱っている2つのペンケースを、自分自身の旅でさらに自信を持ってお勧めできる経験をしました。